Interview

OWV

2023/07/15

吉本興業所属。歌って・踊れて・おもしろい努力の天才たちが、

自分の魅力を語れる強さ


──グループのアピールポイントを教えてください。

本田康祐(以下、本田):歌って、踊れて、おもしろい4人。吉本興業所属。それだけ覚えてもらったら嬉しいです。

中川勝就(以下、中川):OWVはライブ! ライブにOWVの良さが詰まってます。

浦野秀太(以下、浦野):最先端のコレオグラファー。いろんな方が素晴らしい振りを提供してくれています。

佐野文哉(以下、佐野):俺がいること。

中川:こういう人、一人欲しいね(笑)。

──では、アルバム『JACK POT』のリード曲「Gamer」の注目ポイントとMVのこだわりを教えてください。

浦野:曲のポイントは、疾走感。あとイントロ! デェーンっていう一音と振りが相まって、一気に惹かれる曲です。

中川:MVは、トラックがバンドサウンドで疾走感のある、自分がヒーローになった気分になれるような楽曲なので、それに合わせてMVは荒野と無機質なスタジオで撮ったんです。そのギャップを楽しんでもらいたいです。

──アルバムの最後の曲「Better Day」は一味違った雰囲気だと感じたのですが、この楽曲を選んだ理由を教えてください。

佐野:デモ曲を聴いて第一印象で4人ともビビっと来たこと、メロディーラインがしっくりきたことです。そして、楽曲を通してファンの方に寄り添いたいという思いで選びました。攻めた楽曲が続くので、ラストに日頃の感謝、「これからも一緒に歩いていきましょう」という思いを込めた楽曲をいれました。

──素敵ですね。では、アルバム内で「この曲のここでは誰にも負けない」というポイントはどこですか?

本田:僕は「Gamer」の歌い出し。曲も好きだし、真ん中で歌い上げる構成も好きなので、ここは誰にも負けないですね。振りも僕以外みんな後ろを向いてくれているので。

中川:それは負けないか(笑)!

本田:それは負けない! 誰か一人でも前向いていたら「うわぁ勝てるかな?」って心配になるんですけど。

浦野:僕は「Caution」の最後です! 曲自体、すごく体力を要するので、歌の難しさ+ダンスも相まってめちゃくちゃ難しいんです。そして一番最後、息継ぎなしで“Caution”と歌っています。

佐野:僕は「Time Jackerz」の爆発力。ラスサビとか、サビ中のロボットみたいな動き。そこの爆発力には自信があります。

中川:確かにあれやばいよな! 僕は、「DARK STAR」がラップ曲なので、負けねえと言うか、大きく言えば引っ張った曲なので、思い入れがありますし、OWVのラップ担当として、かますぞという気持ちでやっています。

本田:確かに「DARK STAR」の勝(中川)は強い。「Time Jackerz」の文哉もいい。「Caution」は……。

浦野:なんでやねん(笑)!!俺めちゃくちゃ疲れてんだよ!?

佐野:でも俺、秀太(浦野)より踊ってるよ!

中川:俺も秀太が歌ってる横でずっとフェイクしてるよ。

浦野:「Caution」は、みんな負けない……。

──全員が最強だけど、浦野さんが特に最強という曲ですね。

浦野:そうです(笑)!!

──『JACK POT』は大当たりや大成功という意味がありますが、最近の大当たりや大成功はありますか?

佐野:あ、ある! 僕、優しいタクシーの運転手さんによく当たるんですけど、これ本当に盛ってないんですけど、目的地に着いて「はい、着きました」って言われて「ありがとうございました」って言ったら「ありがとうございまあす!」(魔法少女のような横ピース)ってされれたんですよ!

一同:えええええ!

佐野:ガチガチ! 本当にガチ!

浦野:ほんとに〜!?

佐野:ちなみにこのエピソードはツイートしてないです! また会えることを祈ってます! 都内に住んでたらありえるんで。

──すごいエピソードありがとうございます。では、アーティスト写真の撮影について教えてください。

佐野:ここ(ジャケット写真の下辺り)にOWVという電飾があって、サーカス感とかカジノ感があって雰囲気に合っていると思ったし、小型扇風機とか使って金テープを散らしてくれたりとか、手の込んだ撮影がされています。

中川:意外とこういうのってアナログだったりするんですよね!

浦野:あと、本田君のジャケットが重すぎる話は?

本田:あっ、僕のジャケットが8kg、いや5kgぐらいあるんですよ。筋トレみたいで、それでダンスを踊らなきゃいけないんですよ。このジャケットを着て踊ったあとが黒い衣装で。軽すぎて空飛んでましたよ。

中川:それはホントですか?

本田:嘘ですけど。

佐野:それは訂正しなくても分かるだろ(笑)。

本田:でもほんとに黒い衣装が軽すぎて、可動範囲が違いました。

──みなさん、ステージ上とYouTubeや冠番組『OWV旅(ウォーク)』でのギャップが魅力ですが、特にこのメンバーはギャップがすごいという方はいらっしゃいますか?(せーので指さし後、お答えください)

本田:じゃあ、せーの!(全員が自分自身を指す)

浦野 ねぇ〜〜(笑)!

本田:いやいや、そりゃそうだろ! 俺ふざけてるけど、バッて決めるところは決めるし。

佐野:いや、俺クールですけど、別に愛嬌振りまいたりできますからね。

浦野:俺もYouTube上とステージ上じゃ全然違うし!

中川:俺も(身長が)183cmあって、怖ーい感じで見られるけど、全然大声で笑うし!

──みなさんさすがです! では、夢を叶えるために奮闘している読者(高校生も読みます)に向けてメッセージをお願いします。

本田:高校生の時から夢を持っている人は少ないと思うんですよ。持ってたとしても歩き出せないとかあると思うんです。でも、少しでも興味がある所、自分がやりたいような所、いろんな所に自分で足を運んで、本当に自分の目指すものを焦らず決めてもらえたら嬉しいです。

中川:結局夢を叶えられる・叶えられないは、自分がした行動の結果だと思います。こういうことをしたいけど自分はこうだから辞めようみたいなのって、もったいないと思うんです。自分がやりたいと思ったら、自分で可能性を潰さずトライして、どうせ諦めるなら全部失敗しきってから辞めたらいいんじゃないかと思います。

浦野:僕は小学生の時から芸能活動を始めて夢一本でここまでやっていて、めちゃくちゃ挫折とかも味わいました。諦めそうにもなったけど、夢を変えずここまで来て、やりたいことができて夢が叶っています。挫折を味わっても夢を変えずにブレずにやって突き詰めてほしい。

佐野:自分は高校生までいた地元がめっちゃ田舎だったんですよ。それでも本気になれば、夢っていうかこういう活動ができるっていう。環境に負けずに、恵まれている環境でも、そうじゃなくても、本当に自分の気持ちひとつなんで、応援しています。

──素敵なメッセージをありがとうございます! 最後にプライベートやお仕事でこれから挑戦したいことを教えてください。

中川:挑戦したいことだらけです! 無限に時間があったら留学したい。

浦野:僕はスカイダイビング!

佐野:学園祭とかでパフォーマンスしてみたいですね。

本田:僕は47都道府県全部でライブしたいです。

浦野:あ、ソロ曲にも挑戦したいです!

佐野:じゃあ、スカイダイビングしながら歌えばいいんじゃない!?

中川:スカイダイビング×ソロ曲がいいかもしれない(笑)。

浦野:曲名は「スカイダイビング」。

佐野:「スカイダイバー」(笑)? MVは、風圧で顔が……(佐野と浦野が、風圧で顔がブルブルしている真似をする)。

本田:いいじゃん! 降りてくる3分間を描いた曲。

浦野:うわ、めちゃくちゃいいじゃん(本田と浦野がハイタッチ)!

佐野:なんのハイタッチやねん(笑)。

インタビュー&ライティング:吉田有咲海・伊藤 緑

Profile

2019 年、オーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』に出演した元練習生、本田康祐・中川勝就・浦野秀太・佐野文哉の4人で結成。メンバー全員がオールラウンダーのダンス&ヴォーカルグループ。グループ名は“Our only Way to get Victory〜勝利を掴む僕たちだけの道〜”。ライブ以外にも、アーティストとは思えない笑いのセンスを発揮している。

Twitter:https://twitter.com/owv_official
YouTube:https://www.youtube.com/@OWV_official

Release Information

2nd album『JACK POT』
7/19 Release

初回フラッシュプライス盤CD/UMCK-7208/2,200 円(税込)

初回限定盤CD + Blu-ray/UMCK-7207/4,800 円(税込)

FC 限定盤CD + Blu-ray/PROS-1926/5,800 円(税込)