活躍する卒業生・新津竜平さん

——現在のお仕事の内容を教えてください。

地上波ラジオ番組、音声配信コンテンツの、制作、ディレクター、アシスタントディレクター、構成作家です。TOKYO FM、JFN、ラジオ日本で、7本の番組を担当しています。

——仕事をする上で心がけていることは？

時間がかかっても、クオリティが高いものを作るように心がけています。忙しい時ほど「この程度でいいや」と妥協しがちですが、そんな時こそ視野を広くして全体のバランスを判断し、微調整を怠らないようにしています。

——在学中に学んでおいてよかったことは？

文章の書き方やビジネスメールのマナーですね。アーティストのマネージャーや制作局などとはメールでのやり取りが必須ですから。1年2年のライティングスキルは、台本を書く際の構成力に繋がっていると実感しています。

——就活はどのように進めましたか？

悩む時期もありましたが、学校生活を振り返った時に充実して臨めていたのが番組制作で。キャリアセンターでその分野について相談し「FM Yokohamaの番組AD募集」に応募しました。自分の興味を持ったものに嘘をつかず、誠実に進めたいと思いながら就職活動に臨んでいました。

——社会人になって気づいたことはありますか？

コミュニケーションの大切さでしょうか。一人で黙々と作業をしているように見られがちですが、同業他社の方と雑談をすることで自分の発想の幅を広げられたり、凝り固まった考えをほぐしてフラットにできたりします。また、他の業種の方と接する機会の多いこの業界では、相手とより良い関係を築くことが大事です。思わぬきっかけから新しい番組が生まれる！ なんてこともあります。

——MBの後輩に向けて、メッセージをお願いします！

自分たちの代は、気力に欠け、だらしなかったなと振り返ることがあり、私もその一人でした(笑)。いまも仕事は嫌いで、「仕事は仕事じゃないもの」と思っています。簡単にいえば「遊び」に近いでしょうか。遊び心を持つことで、心身ともに充実して働けています。

——ラジオ業界への就活ってどうですか？

どこでも人手不足ということを耳にするほど、人が足りていません。少しでも興味があればいつでも相談に乗るので、気軽にご連絡ください！ 

会社名・株式会社ワンダーワーカーズ