豆柴の大群
個性豊かな5つのピース。
“みんなちがって、みんないい”を体現する多面性アイドル
──テレビ番組の企画で結成しましたが、デビューが決まったときの気持ちを教えてください。
ハナエモンスター(以下、ハナエ):私は事務所の研究生として活動していたのですが、研究生は持ち歌もなく曖昧な存在で。自分が所属するグループができるのは夢のまたの夢だったので本当に信じられなかったです。
ナオ・オブ・ナオ(以下、ナオ):私たちは、一回はWACKのオーディションを受けて落ちているんです。そういう人たちを集めた合宿型オーディションで合格したのが豆柴の大群で。やっとWACKのアイドルになれた、やっとスタートラインに立てたという喜びがありました。
カエデフェニックス(以下、カエデ):私は他のメンバーより約4ヶ月遅れて入ったんです。オーディションで落ちたので私の中では終わったことだったし、もう入れないと思っていたので急に今から豆柴の大群です!と言われて、驚きというか頭が真っ白になりました。
ミユキエンジェル(以下、ミユキ):私はデビューした瞬間にTwitterを“えい!”ってやったんです。グループとしての第一弾の投稿の反応がすごくて。フォロワーもヴァ—と増えたし、こんなに見てくださっている人がいたんだって思って。テレビってすごいと思ったし、アイドルになれたことが嬉しくて、そのツイートの反応を見てアイドルになれたんだっていう実感が湧きました。
アイカ・ザ・スパイ(以下、アイカ):豆柴の大群になる前は、アパレルで働いていたんです。毎日、服を売っていたのでオーディションに受かったとき本当に実感がなくて。レコーディングの日まで、本当に豆柴の大群になれたのなのかな?って思ってました。
──では、豆柴の大群は一言でいうとどんなグループですか?
アイカ:お花畑。
ナオ:みんなちがって、みんないい!
カエデ:自由。
ハナエ:テトリス。
ミユキ:多面性!
──的確な一言ずつ、ありがとうございます。理由もお聞きできますか?
アイカ:お花畑って咲いているお花の種類が一本一本違うじゃないですか。豆柴のメンバーもそれぞれ違う個性の人たちが集まっていて、一つに成り立っているからお花畑だなって思いました。
ナオ:みんな個性が違って、その人にないものを他のメンバーが持っていたりするんですよ。それぞれの得意不得意も団結して助けられるし、お互いを補える存在だなと思っています。バランスが良いグループなので「みんなちがって、みんないい」にしました。
カエデ:私たちは大人になってからアイドルになっているので、自分の意志でオーディションを受けて頑張ってデビューしたんです。だからこそ、やりたいことが自由にできていると思うからです。
ハナエ:メンバーの個性が、テトリスみたいに形がバラバラで。不得意な部分をお互いに助け合って一つの四角形が成り立っているんです。凸と凹が一人ひとり違って一つになっていると感じたので「テトリス」ですね。
ミユキ:豆柴の大群の楽曲はアドバイザーのクロちゃんが作詞した独特な歌詞の曲や、可愛い系やカッコいい系まであって本当にさまざま。SNSもYouTubeやTwitter、TikTokなど積極的に発信して見つけてもらっていると思っています。曲も発信方法もたくさんあって豆柴の大群を届けることができているから「多面性」にしました。
──どの言葉も、みなさんが個性的だということに繋がってますね。では、今回の楽曲について聞かせてください。「豆んJOY」は、手拍子などライブで映えるような曲ですが、他の見どころはどこですか?
カエデ:歌詞ですね。リズムに乗せて励まさせられるような前向きなメッセージ性があります。 “いいことばっかじゃないよー でもたのしいよ 人生 エンジョーイ”とか、本当にそうだなぁって。辛いことがあっても楽しいことがあるはずだっていう気持ちになれる曲です!
ナオ:あと、サビにohっていう部分があるので、心の中でohって言ってほしい。踊りも一緒に踊ってくれたら嬉しいです。今は声出しできないけれど、声出しができるようになったら大合唱したいです。
──「間違いだらけのヒーロー」は、安田大サーカスのクロちゃんの作詞ですが、歌詞を見たときにどう感じましたか?
ハナエ:「ヤバっ、何コレ!」って思いましたね(笑)。
ミユキ:いつも通りのクロちゃんだなって、クロちゃんワールド全開だなって。特にAメロ。“酔った勢いでファーストキス ぴぴぴぴーぴぷぅ”とか“デザートからのフルコース フルーツパイナポー”とか本当に意味が分からない(笑)。でもだからこそクロちゃんだなって。
ナオ:これまでもクロちゃんに作詞してもらっているんですが、毎回衝撃を受けますね。こんな言葉が入ってるんだとか、絶対に入れないであろう単語とか、あり得ない単語の組み合わせとか。うわ〜、クロちゃんだわ〜って毎回思います。
ハナエ:見てても面白いし、歌ってても面白いよね。豆柴でしか歌えない歌詞だよね。
アイカ:歌えないっていうか貰えないっていうか(笑)。クロちゃんにしか書けない歌詞だから、他のグループには歌えない歌詞を歌えるのが嬉しいなって思います。
──そんな「間違いだらけのヒーロー」のMVはどんなものですか?
※撮影前にお聞きしています。
ミユキ:戦隊ヒーローになって戦います!メンバーがヒーローになって怪獣と恐竜が現れて……。
ナオ:怪獣と恐竜? 怪人と怪獣じゃない?
アイカ:恐竜と怪人か!
ミユキ:恐竜と怪人が現れて戦ってやっつけて、一緒に踊って。
カエデ:仲直り!
ナオ:最後はね。仲良く!
ミユキ:そう!ハッピーエンドで終わります!
ハナエ:内容は、なかなかシュールなものでないかと……。
──この2曲は、どんな曲に育てたいですか?
ハナエ:私たちは、自分たちで振付をしているので一緒に踊って貰えたら嬉しいですね。極力簡単に振付を作りました。なので、ぜひぜひ真似して踊って楽しんでほしいです。
ナオ:2曲ともサビのところは特に簡単な振付にしてあるので、ライブで一緒に楽しみたいです。
カエデ:全員手を上げて欲しいですね。ライブハウスに来てもらった全員ひとり残らず楽しめるような、誰も置いていかない曲にしたいです。
ハナエ:そうそう。本当にそうしたい。そして、「豆んJOY」は、ライブで一番楽しい曲にしたいです!
──「豆んJOY」初披露の時のファンの方の反応はどうでしたか?
ハナエ:「豆んJOY」の初披露は、オンラインライブだったので直接の反応は分からなかったのですが、有観客ライブで初披露したときにはみんな踊ってくれていて。オンラインから5日くらいでアーカイブも残ってなかったのに。
アイカ:やるんだー!わーっ!て感じで。
ハナエ:擬音が多かったね。
アイカ:みんな喜んでくれていました。
ハナエ:私たちが踊り始めたら、みんな真似して段々手が上がって。
ミユキ:嬉しかったー!
ハナエ:そういう振付を作れたことが嬉しかったですね。
──デビュー3年目、一番想い出に残っていることは何ですか?
ナオ:初めて有観客でライブをやったことです。豆柴だけでライブをしたワンマンライブの日です。その日まで本当に私たちのために来てくれるファンはいるのだろうかっていう疑問があって。でもステージに出た瞬間に一面にお客さんが居て、この人たちは私たちだけを見に来てるんだって、私たちのライブが見たくて足を運んでくれたんだって思った時に感動して豆柴の大群になれてよかったと思いました。
ハナエ:東京ドームで運動会をしたことです!メジャーデビューから4日で東京ドーム!熱出たときの夢?みたいな(笑)。
ナオ:東京ドームで鬼ごっこしてんのよ(笑)。
ハナエ:クロちゃんが鬼でね。追いかけられるっていう。元々、私たちは東京ドームに立つことを目標にしてて。それがメジャーデビュー4日で叶ってしまうという(笑)。
ミユキ:でもライブをやりたいよね。
ハナエ:だから、「東京ドームでライブをする」という目標を改めて掲げました。でも運動会をしたことで、ここでライブをするのは本当にすごいことなんだと、身をもって大きさを感じました。
カエデ:私はメジャーデビューの発表の瞬間です。みんなでテレビ見るよって部屋に集まって。そしたら、「豆柴の大群メジャーデビュー決定!」って流れて。なんで集まるんだろう?って思っていたら、大事な発表でびっくりしました。
ミユキ:私は『豆柴の大群の疾走』という特別公演ですね。藤井健太郎さんが台本を書いてくださって、今までテレビで見ていた芸人の方々と一緒にライブをしたんです。豆柴の大群の曲をその時代に合わせた曲調に変えて一緒に披露させていただいて、それは特別だなって。
アイカ:私は初期のことですが、『りスタート』が販売された時の渋谷タワーレコードでのゲリラ握手会です。初めて人前に立ったのがこのときで、ゲリラなのにたくさんの人が来てくれたのが嬉しかったです。
──ありがとうございます。では、アイドルを目指したきっかけやアーティストさんがいたら教えてください。
カエデ:私は『きらりん☆レボリューション』っていうアイドルの女の子が主人公のアニメがきっかけです。主人公のきらりちゃんみたいになりたいって思って、オーディションを受けるようになりました。
ナオ:私は物心ついた頃には、もうアイドルになりたいと思っていたんです。3歳から歌とダンスを習っていて。普通の女の子っぽいアイドルに憧れてたんですが、高校生の時に行ったフェスでBiSHさんを見てカッコいいアイドルの存在を知って、そこからカッコいいアイドルを目指すようになって、WACKアイドルになりたいなっていう気持ちが芽生えました。
ハナエ:私もアイドルが好きでしたが、キラキラしたアイドルは自分には難しいと思っていました。だからWACKのアイドルの楽曲やパフォーマンスに魅せられて、この事務所じゃないと嫌だと思ってオーディションを受けました。受かってありがたいですね(笑)。
アイカ:私はAKB48さんを見てアイドルへの憧れはあったんですけど、その時は別にアイドルになりたいって思ってなかったんです。でも心の隅ではなりたい気持ちがあったんですよね。だけどオーディションが受けられない高校だったので諦めてたんです。それを友達に相談したら、写真を撮って送ってくれて。それがオーディションを受けるきっかけです。
──最後に、豆柴の大群の今後の目標を教えてください。
ハナエ:「東京ドームでライブをする」っていうことが一つの大きな目標なので、それに向かって日々頑張っております!
ナオ:ライブでは「日本一元気になるライブ」っていうのを掲げてライブをしているんです。これからも目標は変わらないし、来てくれた人たちがみんな元気になって帰ってもらえるようなライブをしたいです。
Profile
バラエティ番組『水曜日のダウンタウン』の企画「MONSTER IDOL」でアイカ・ザ・スパイ、ナオ・オブ・ナオ、ミユキエンジェル、ハナエモンスター、カエデフェニックスで結成された5人組アイドルグループ。アドバイザーは、安田大サーカスのクロちゃん。『第62回 輝く!日本レコード大賞』新人賞受賞。
Web Site:https://mameshiba-no-taigun.jp/
Release Information
『豆んJOY / 間違いだらけのヒーロー』
NOW ON SALE
初回生産限定盤CD+Blu-ray(スマプラ対応)+PHOTOBOOK/AVCD-61205/B/¥10,666(税込)
CD盤(スマプラ対応)/AVCD-61206/¥1,320(税込)
キッズ盤CD(スマプラ対応)/AVCD-61207/¥1,000(税込)
Live Information
ライブハウスツアー『WE MUST CHANGE TOUR』
https://mameshiba-no-taigun.jp/live/tour.php?id=1002178
■2022年9月10日(土) 新潟 live Hall GOLDEN PIGS RED STAGE
open/start 16:30/17:00
■2022年9月11日(日) 長野 NAGANO CLUB JUNK BOX
open/start 16:30/17:00
■2022年9月17日(土) 愛知 THE BOTTOM LINE
open/start 16:30/17:30
■2022年9月18日(日) 静岡 LIVE ROXY SHIZUOKA
open/start 16:30/17:00
■2022年9月24日(土) 福岡 DRUM Be-1
open/start 16:30/17:00
■2022年9月25日(日) 熊本 熊本B.9 V2
open/start 16:30/17:00
■2022年10月1日(土) 大阪 UMEDA CLUB QUATTRO
open/start 6:30/17:30
■2022年10月2日(日) 兵庫 太陽と虎
open/start 16:30/17:00
■2022年10月9日(日) 愛媛 W studio RED
open/start 16:30/17:00
■2022年10月10日(月祝) 香川 高松MONSTER
open/start 16:30/17:00
■2022年10月15日(土) 神奈川 F.A.D YOKOHAMA
open/start 16:30/17:00
■2022年10月30日(日) 宮城 JUNK BOX
open/start 16:30/17:00
■2022年11月5日(土) 北海道 SPiCE SAPPORO
open/start 16:30/17:00
■2022年11月19日(土) 広島県 広島CAVE-BE
open/start 16:30/17:00
■2022年11月20日(日) 岡山県 岡山IMAGE
open/start 16:30/17:00
■2022年12月4日(日) 千葉県 柏PALOOZA
open/start 16:30/17:00
GANG PARADE × BiS × 豆柴の大群中高生限定&女性限定スリーマンライブ
https://mameshiba-no-taigun.jp/news/detail.php?id=1100616
中高生限定ツアー「BE AMBiTiOUS TOUR」■2022年8月9日(火) 大阪 UMEDA CLUB QUATTRO
open/start 13:30/14:00
■2022年8月10日(水) 愛知 THE BOTTOM LINE
open/start 13:30/14:00
女性限定ツアー「GiRLS ONLY PARTY TOUR」
■2022年8月9日(火) 大阪 UMEDA CLUB QUATTRO
open/start 17:00/17:30
■2022年8月10日(水) 愛知 THE BOTTOM LINE
open/start 17:00/17:30