ラストランプ

9月13日の尚美ミュージックカレッジ専門学校主催の「プロモラ」に出演いただく、4人組ガールズバンド ラストランプの、ボーカルayakiさん、ベースayakaさん、ドラムmarinaさん、ギターyu-miさんにお話をお聞きしました。
──さっそくですが、ラストランプというバンド名には、どんな意味が込められていますか?
ayaki:メンバーそれぞれ、元々は違うバンドで活動していた経緯があって、このバンドを最後の切り札にしようという意味を込めています。最後の切り札=ラストトランプから、造語で「ラストランプ」という名前になりました。
──最後の切り札、みなさんの覚悟を感じます。ラストランプの特徴や強みを教えてください。どんなバンドですか?
yu-mi:ジャンルにとらわれない幅広い楽曲を持っていることが強みだと思っています。ポップな曲も、すっごいロックな曲もあるので、いろんな人にリーチできるのが私たちラストランプの特徴です。
──では、ライブの際に意識していること、ルーティンなどありますか?
ayaki:ライブの直前にメンバーで円陣を組んで、全員の背中を結構な勢いで叩き合ってます。
marina:元々は、私が「緊張するから叩いて」って後ろにいたメンバーに言ったのがきっかけで(笑)
yu-mi:背中を叩いてもらうと、緊張も取れるし、頭を空にしてステージに上がれるっていう感じがします。
ayaka:演奏面では、お客さんにライブならではっていうのを感じていただきたいので、目を合わせるとか、絶対笑顔にさせようとか、お客さんを意識して楽しんでもらえるように、印象に残る日にする、という気持ちで演奏しています。
marina:演奏するだけじゃなくて、お客さん全員に楽しんでもらえるライブにしたいと思っています。
yu-mi:前に前に、奥の奥の人まで音を飛ばすっていうことを全力で意識してやってますね。

──そんなライブで、楽しいと感じる楽曲と理由を教えてください。
yu-mi:私はとにかく四つ打ちが好きで、特に速い四つ打ちの「幻想ノイズ」、「NEW GAME+」をやる時は頭がブシャーってなってます(笑)
ayaki:私も「NEW GAME+」は楽しくて好きです。この曲は、タオルを回すパートがあって、振り付けチックなタオルの回し方もあるのでフロアとの一体感があります。そして、全楽器のソロパートがある曲なんです。メンバーそれぞれの見せ場をきちんと作って、お客さんにお見せできることもこの曲が好きな理由です。
ayaka:私は「ONELIVE」ですね。サビでお客さんと一緒にジャンプできて、全員で楽しめる曲なんです。2番には、メンバー同士が目を合わせるタイミングがあって、そういう瞬間はテンションが上がります。
marina:私は「サイコー!」が好きです。ドラムの内容が一番気に入ってて好きな曲なので、演奏をしていてすごく楽しいです。
──「サイコー!」は、ダンスもありますよね。ダンスの振付が InstagramやTikTokにアップされていますが、ダンスの振付を覚えるのは、楽器パートを覚える時と違いますか?
yu-mi:違うというより、覚える過程で、楽器の練習の仕方と一緒だなと思ったのが、分からなかったり出来ないところは、めっちゃゆっくりにしてやると覚えられるってことですね。これは楽器もダンスも同じでした。
──いろんなタイプの曲があるなかで、覚えるのが難しかった曲はありますか?
ayaka:「スパンコール」は一生覚えられないって思いました。演奏は自分で考えたんですけど、楽しいを盛り込もうと思って、ベースのパートを小節ごとに作ったので全体を合わせた時にすごく動きまくる感じになっちゃって、覚えられなくて必死で練習しました。
marina:ラストランプの曲には、“キラキラしてるけどエモい”ジャンルがあって。例えばMVにもなってる「リアライズビート」と「未来Sparkle」なんですが、その手の曲は展開やビートチェンジが多くて大変でしたね。
yu-mi:私は全部です(笑)。ギターは録音するときに15本とか重ねることもあって、ライブではその中のどれを弾けばいいのかなって構築していくと、パズルみたいになってきて、組み合わせを覚えるのがめちゃくちゃ大変で。特に「リアライズビート」、「未来Sparkle」は大変でした。
──楽器それぞれの難しさがあるのですね。次に、アコースティックセットでのライブについて、バンドセットの時との違いや、感じられたことがありましたら教えてください。
ayaki:アコースティックセットだと、作曲家をしてくださっている大鹿さんがサポートキーボードとして一緒にステージに立ってくださるので、そこがまず一番違うところです。アコースティックの良さって、歌と演奏がバンドセットよりダイレクトに届く部分だと思っていて、アコースティックライブは、本数が少なくてお客さんがすごい楽しみにしてくれているので、… 頑張ります(笑)!
yu-mi:頑張りますなんだ(笑)
marina:アコースティック編成のライブでは、ドラムセットではなく、カホンという楽器を使って演奏しています。カホンをバスドラムの代わりにしつつ、ハイハット・スネア・スプラッシュシンバルを組み合わせて演奏したりしています。スティックではなく、ほうきのような形状のロッドを使うのも特徴です。
──よりダイレクトに届く、とても素敵です。次にMV撮影について、一番思い出に残っている作品やエピソードがあれば教えてください。
ayaki:多分みんな一緒だよね(笑)
yu-mi:せーので言ってみる?
全員:せーの、道標!(笑)
ayaka:理由は、私はもうとにかく暑かったことです。暑くて風もあって。MVは、表情が映るじゃないですか。9月の撮影だったんですが、衣装が長袖のニットベストで暑かったことがめっちゃ記憶に残ってますね。
ayaki:私は、撮影より行くまでの過程ですね。長野での撮影でyu-miさんが車を運転してくれてたんですけど、雨が降りまして、あとからニュースを見たら、災害級のゲリラ豪雨だったらしいです。
yu-mi:しかも、真夜中の高速道路で、長野県にいく道中は街灯も少なくて、一寸先は闇でした(笑)
marina:霧も出てたよね。
ayaka:でも現地に着いたらカラっカラに晴れて、すごかったです。そこが一番印象的でしたね。
yu-mi:同じく。
marina:虫もすごくて、シンバルに蜂が集まってきてましたね。
──自然との戦いですね。では、新曲についてお聞きしたいのですが、「白夏(すさなつ)」にはどのような想いやテーマが込められているのでしょうか?
ayaki:「白夏」は沖縄県の季語で、「暑さの盛りを過ぎて衰えていく」という意味なんです。暑い時期から秋になっていく、季節の流れの空気感や景色を、人の気持ちに例えて描いた楽曲です。相手に対する恋心が自分の中で無くなっていってるなと気づく瞬間から、その恋を終わらせる瞬間までの物語を描いています。

──歌詞のテーマは、どんな風に決められるんですか?
ayaki:作曲家の大鹿さんと一緒にテーマを決めて、物語を組み立てて、その中で主役が誰なのかというところで視点を決めて歌詞を組み立てていきます。意識しているのは1日で書かないようにしていていることですね。言葉をスマホに打ち込んで書いているので、スマホのメモはぎっしり言葉みたいな感じです。使いたい言葉の関連ワードをバーっと広げていくこともあるのでメモが増えていきます。でもその先でひとつになる、という感じです。
──歌詞の裏には、いくつもの言葉と世界線があるのですね。メンバーのみなさんにお聞きしたいのですが、音楽活動以外で一番好きな趣味や、落ち着く時間はどんな時ですか?
ayaka:私は体を動かすことも好きなんですが、一番好きな時間は、図書館にいる時ですね。なんか無になれるというか。歩いてるだけでも頭が働いているということが多いので、無になる時間は意識してます。図書館にいるとその世界にどっぷり浸れるので、その時間が好きです。好きな作家さんは特にいないので、タイトルや表紙でジャケ買いみたいに選ぶことが多いです。
ayaki:私は建築が好きで、建物を見にいくことが多いです。好きな建築のテイストの建物だったり、インテリアにこだわってるカフェだったり、友達を誘っていくことが多いです。例えば、東京駅も好きですね。インテリアは北欧系とか韓国系とか。ひとつのテイストにまとまっていて、細かい部分にまでこだわっている建築やインテリアを見るのが好きです。
marina:私の趣味はアニメや漫画を観ることです。オススメは有名すぎますが、「ONE PIECE」です。一番好きなキャラは、トラファルガー・ローで、トラファルガー・ローの過去編が好きです。
yu-mi:もう、彼女はONE PIECE芸人ですね(笑)
ayaki:アニメを観るメンバーは多いんですけど、ちょっとついていけないぐらい本当に詳しくて、常に最新を知っているんですよ。
marina:毎週『ジャンプ』を買ってるんです。
yu-mi:私は家が大好きで、できることならずっと家にいたいタイプです。趣味はアニメとかゲームですね。ゲームをしてる時は日々の全てを忘れて楽しんでます。有名なものだと「ファイナルファンタジー」、マイナーなものだと「The Alters」というPS5のSFサバイバルゲームがめちゃめちゃ面白くて。ちょくちょくYouTubeとかでゲームの情報を仕入れて、面白そうって思ったら予約してます。
──では、今回出演いただく尚美学生主催ライブ「プロモラ」で、楽しみにしてくださっていることがあれば、ぜひ教えてください。
ayaki:学生さんとイベントをつくること自体がすごく楽しみです。専門学生の方が1から全て作り上げてくださる機会も嬉しいですし、今までの視点以外の学生さんならではの視点から生まれるものもあるんじゃないかなと思っていますし、若いエネルギーと共に頑張りたいなと思っています。
ayaka:私も音楽専門学校出身なんですが、演者としての学生時代のイベントは、ステージに立って「やり切った」という達成感や「楽しかったー」という感想なんです。ただ、ステージ制作の友達はすごく大変そうだったので、その頃のことを思い出しました。今、学生さんがラストランプのためにすごく考えてくださってるんだろうなって思うので、一緒に成功させたいというという気持ちです。お声がけいただいたのがすごく嬉しいです。
──ラストランプさんとして、今後の目標や挑戦してみたいことを教えてください。
ayaki:より多くの方に届けることが大事だと思っているので、具体的なことよりも挑戦して目標を乗り越えていく。そして、一人ひとりにきちんと心を込めてお届けして心に残る知っていただけるバンドになることです。
──最後に読者の方に向けて一言、メッセージをいただけますか?
ayaki:ラストランプは、幅広い楽曲が武器なので、読者の方にヒットする楽曲をラストランプの中から見つけてもらえたら、嬉しいなと思います。
インタビュー&ライティング:高橋春樹・伊藤 緑
企画:高橋春樹・冨田レイナ・小島朋華
Profile
2021年11月結成、都内を中心に活動する4ピースガールズバンド。 王道歌モノをメインとしつつ、バラエティに富んだ楽曲と ライブ感を大切にした熱いパフォーマンスで現在知名度拡大中。 ワンマンライブだけでなく、サーキットフェスなどの 主催イベントも多数開催している。 ファンの愛称は 『トラっこ』
Website: https://www.lastlamp-band.com/
YouTube: https://www.youtube.com/@lastlamp_official
X: https://x.com/lastlamp_band
Instagram: https://www.instagram.com/lastlamp_official/
TikTok: https://www.tiktok.com/@lastlamp_band
Release Information
『白夏』
NOW ON SALE
【収録曲】
1. 白夏
2. サイコー!
3. オレンジ (Re-Recording)
4. 白夏 (instrumental)
5. サイコー! (instrumental)
6. オレンジ (Re-Recording) (instrumental)
Live Information
8/15『白夏』Release Party -名古屋編-
CIRCUS NAGOYA
OPEN/START 18:00/18:30
ADV/DOOR ¥3,500/¥4,000
https://tiget.net/events/415745
8/24『りあるらすとらんちゃー!! 〜真夏のわくわく大抽選会!!〜』
navey floor AKASAKA
OPEN/START 11:30/11:50
ADV/DOOR ¥3,000
https://tiget.net/events/418483
8/28 『unique』
尚美学園大学
OPEN/START 13:00/13:30
入場無料
https://t.livepocket.jp/e/unique
9/13 『プロモラvol.7』
尚美ミュージックカレッジ専門学校
OPEN/START 15:30/16:00
入場無料
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfGsX_Hsg0kr7bCOXh67sjtIbQanUkWXAEnxYBw0vd74Eg7cQ/viewform?usp=send_form


