Live Report

イピフェスVol.6 ライブレポート 

2026/03/13

2026年2月12日(木)池袋LIVE INN ROSAで開催されたイピフェスVol.6。開場直後から活気に満ち、多彩なジャンルが集まるライブイベントとなった。 

1組目の『あめと無知』は、歌唱を伴わないカバーダンスによるアイドルパフォーマンスを披露した。原曲の世界観を忠実に再現しながらも、動きのキレや細やかな表情管理によって視覚的な魅力を最大限に引き出していた。特にサビでは動きが揃い、ステージ全体に統一感が生まれていた点が印象的である。歌がない構成だからこそ、身体表現の精度が重要となり、その完成度の高さが観客を惹きつけていた。 

2組目の『Glee部セカンド』は、このイピフェスの為に結成された特別バンド。限られた準備期間でのパフォーマンスでありながら、安定した演奏と息の合ったアンサンブルを見せていた点が印象的である。また、誰もが知る楽曲を選曲したことで、イントロが流れた瞬間から会場の空気が一変し、観客の手拍子や歓声が自然と広がった。選曲の効果とステージングが相まって、一体感のある空間を生み出していた。 

3組目の『ますたーふぇーだー』は、音響・映像・照明学科バンドであり、初の外部パフォーマンス。日頃はステージを支える立場にある彼らが演者として登場したことで、会場には特別な空気が生まれた。演奏は安定感があり、音作りやバランスにも細やかな配慮が感じられた点が印象的である。裏方として培ってきた経験がパフォーマンスにも活かされており、ステージに対する理解の深さが伝わる内容であった。 

4組目の『tamagoto』は、ヴォーカル学科のツインボーカルユニットで、1stシングルの披露に加 え、カバー曲も織り交ぜた構成であった。オリジナル曲では楽曲の世界観を丁寧に表現し、ユ ニットとしての方向性を明確に打ち出していた点が印象的である。また、カバー曲では二人の声 質の違いを活かしたハーモニーが際立ち、特にサビでの重なりは非常に美しく、会場を包み込む ような響きを生み出していた。安定した歌唱力と表現力が光るステージであった。 

5組目の『めいりーどーる。³』は、ミュージックビジネス学科のアイドルグループ。バレンタインをテーマにした楽曲を中心に構成され、季節感のある演出が印象的であった。パフォーマンス中に はボールやチョコレートを客席に投げる演出も取り入れられ、観客を巻き込む工夫が随所に見られた。ステージと客席の距離を縮める演出により、会場全体が一体となる空間が生まれていた点が特に印象深い。企画力とエンターテインメント性の高さが感じられるライブであった。

ジャンルや立場の異なる5組が出演することで、公演全体に幅広い魅力が生まれていた。観客を 巻き込む演出や選曲の工夫により、会場には一体感が生まれ、ライブならではの体験価値が強 く感じられた。今後の活動へと繋がる可能性を感じさせるライブであった。

イピフェスvol.6

日程:2026年2月12日(木)
開場:17:00
開演:17:30
会場:池袋LIVE INN ROSA