PiXMiX

7周年が経った今新たなスタートの始まり

温かい歓声と拍手に包まれた7周年&卒業ライブ

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iXMiXが10/21にSpotyfiy-O-Eastにて和泉芳怜卒業ライブ「PiXMiX 7th Anniversary Live 〜 KAREN 〜」を開催し、熱く圧巻のパフォーマンスが繰り広げられた。会場入口にはファン有志企画である、和泉芳怜へのお礼のメッセージやスタンド花が飾られ、会場内にはお祝いの言葉が綴られた横断幕が飾られていた。客席左右の壁にある大型モニターにアタック映像が流れてから、ライブが幕を開けた。大勢のファンがペンライトを振りかざし、1曲目から大盛り上がり。１曲目に選んだ曲は、「Pump It Up !」だ。PiXMiX代表曲の１つであり、爽快なリズムで駆け抜けていくような曲だ。3曲目の「タオルを回すための歌」では実際にタオルを回すファンやペンライトを回して楽しむファンが多かった。サビのフレーズに合わせてジャンプをしたり一緒に歌ったりと会場は一瞬で一体となった。

8曲目の「キミシラユキ」では曲調、歌詞に反し卒業を感じさせない明るさと元気いっぱいのパフォーマンスで魅了する。

　後半にかけて「ニーメンハオ」を始めとしたアップテンポな曲が多く、会場のボルテージは最高潮に達した。特に「ニーメンハオ」は中華風の曲調、振付がファンの心を掴み沸かせた。なお、今回のセットリストはメンバーの和泉芳怜が考え、自身の思い入れがある曲が中心となっていた。

　アンコールではライブTシャツに着替え、温かい「かれん」コールとともに再びメンバーが登場。和泉芳怜のメンバーカラーである青いペンライト、サイリウムの海に包まれながら3曲を披露する。アルコール2曲目の「飛ばせ ! 紙ヒコーキ」では、ファンの様々な想いを込めた紙飛行機が一斉にステージを舞う。そこにはファンからのお礼のメッセージやお祝いの言葉が綴られていた。

　メンバートークでは、「10代のほとんどをピクミクとして過ごしてきて、長いようで短かった。」と語った武内愛梨。家族同然に思うメンバーへの想いを込めて、7周年を改めて振り返った。大谷美咲は、「メンバー１人１人が互いに夢を持ったグループであり、自分の夢を見つけてようやくPiXMiXだと胸を張って言えるようになった」と語った。そして、和泉芳怜は「PiXMiXでの活動は人生の起承転結をすべて味わった。PiXMiXがあったからこそ今の自分がいる。人生の出来事トップ10にすべてPiXMiXでの活動が入る程思い出深い」と涙ぐみながら語った。自身の夢を叶えるために苦楽を共にしたメンバーとの思い出に浸りつつ最後の曲「アンビバレンス」へと移った。

　今回の公演を機に、新たな夢へと歩みを進める和泉芳怜。ファンやメンバーに惜しまれながらもゆっくりとステージを後にした。

そして、グループは7周年を迎え新たなスタートを切ることになる。今後は2人体制にて活動を続けていく。互いに別々の道を進むことになるが、今後の活躍を大いに期待したい。

ライティング:木村音緒